月姫

ついに禁断のあのソフトへ。
確かに「信者がアレ」という事も敬遠理由ではあったのですが、結局パクリ(というかリスペクト?)元の痕が余り好きではなかったので「多分自分には合わないだろう」という理由が一番大きかったです。その理由に、いくら信者がアレでもひぐらしのなく頃にはアンソロジー買っていますし、はにはにだってアニメ見てましたし。



まあしかし今日が一つの節目と言うことで軽くレビューしたいと思います。
少なからずアンチ心で書いてますので、理不尽な酷評が目立つかもしれませんがご容赦下さい。


まずさすが同人というだけあってNScripter使用。といいつつお姉ちゃんの3乗もそうだったんですが触れないほうがいいですか(笑
で、全般的に気になるのが冒頭。ここで一旦殺されているために、どうしても後半のアルクェイドの強さが理解できません。あと目に付くのが絵。同人だから仕方ない…ということはあるのでしょうが、ではもしTYPE-MOONが当時のライバル、うさぎ倶楽部と組んでいたら?というわけで同人だからは免罪符にならないでしょう。当時は良かったかもしれませんが今やどちらも企業なわけで。




シナリオの話。さすがに痕のパクリ…というよりはオマージュでしょうか、少なからず影響を受けていることが感じられます。


さてメインヒロインのアルクェイド。吸血鬼。しかし結局強いのか弱いのか。吸血鬼は強さの落差、が使えるから便利ではあります。でもだからといってご都合展開を正当化することはできません。


シエル先輩。カレーの人。とはいえみさき先輩とはやはり違う模様。
結局のところ、直視の魔眼を矛とするなら先輩は盾。見事な矛盾。でも第七聖典みたいな設定は好き。


遠野秋葉。義妹。損な役回り。
当時流行りだった「魅力的なサブキャラ」キャラであるさつきに食われている感あり。
それと、このへんの「狂気」周りは痕というか雫というか。とにかく、当時の葉に辟易していた人達が流れた理由は理解できるようなできないような。自分はこういうシナリオは完全に合わないのでなんともいえません。


琥珀&翡翠。おまけ。もう少し意味を持たせても良いのでは。そしてなにより秋葉が悲惨。扱いが悪いわけじゃないけどまんま千鶴さんっていうか。だから結局印象が悪くなるというか。
琥珀&翡翠自体も「あとは二次創作でいじってあげてください」的な半サブキャラチック。いやもちろんアルクェイド以外は全員微妙な役回りに見えますが。
んで最後に一言、「あなたを犯人です」




とまあ全般的に良い評価を出していません。確かにアンチ心もありますし、同じ名前で企業化した以上今となっては「同人だから」の免罪符も適応されません。でも、こんな評価である理由はしっかりとあります。なぜなら、



この日記を書いているのが今日と言う日だから。*1




…なまじシナリオがしっかりしているせいで書けない書けない。まあ、点在するレビューが某ガンパレードマーチ見たいな「具体性のないレビュー*2」ばかりという現実もありますが。それはダ・カーポとかとらハとかのレビューを見ると違いがよく分かります。


とにかく、失礼なのは百も承知ですが、今日が何月何日か、何の日か考えて、あまり厳しい苦情は勘弁してください。


真月譚の方読みますから。

*1:理解できない人が出るといけないので一応補足すると、やってもいないのにやったフリをするというコンセプト

*2:とにかく凄いorとにかくダメ